採用

クリニックのIndeed企業ページ作り方|申請から動画掲載までの手順

求人票は出しているのに応募が思うように伸びない、そんな悩みを抱える院長・広報担当は少なくありません。実はIndeed上で企業ページを開設しているクリニック・薬局は一部にとどまり、多くの院が求人票単体で勝負しているのが実情です。企業ページを整備し、院内の写真や動画で雰囲気を伝えるだけで、求人票の見え方や応募検討時の安心感が変わってくる可能性があります。

まず押さえるべき要点は3つです。

  1. 企業ページと求人票は別物:求人票は職種ごとの募集情報、企業ページは法人・院単位の採用ブランディング情報という役割の違いがあります。
  2. 申請には審査期間が発生する:開設申請から公開までは即日ではなく、一定の日数を見込んで動く必要があります。
  3. 動画は採用の判断材料として厚みを持たせやすい:文章と写真だけでは伝わりにくい院内の空気感を補う手段になります。

Indeed企業ページとは|求人票との違い

Indeed企業ページとは、法人・院単位で開設できる採用情報の集約ページで、個別の求人票とは別に申請・審査を経て公開されるものです。求人票が「今募集している職種・条件」を伝える単票であるのに対し、企業ページは「この法人・院がどんな組織か」を継続的に伝える場という位置づけになります。

求職者は求人票を見た後、法人名や院名をクリックして企業ページに遷移するケースがあります。ここで理念・院内写真・スタッフ紹介・動画などが整備されていないと、求人票の条件面だけで判断されてしまい、給与や勤務条件以外の魅力が伝わらないまま離脱するおそれがあります。

なぜ8割が未作成なのか|見えている機会損失

企業ページが未整備のまま運用されている院が多い背景には、以下のような事情があることが多いです。

  • 求人票の出稿だけで手一杯になり、企業ページの存在自体を認知していない
  • 開設できることは知っていても、担当者が採用専任ではなく後回しになっている
  • 過去に一度着手したが、審査や画像準備の途中で止まっている

未整備のまま放置すると、同じ検索結果に並ぶ他院との比較で見劣りしやすくなります。特に看護師・薬剤師など複数院からの応募が集まりやすい職種では、条件が近い求人票同士を比較検討する求職者が多いため、企業ページの有無が最初の絞り込み材料になっている可能性があります。

開設・申請の手順

企業ページの開設は、大まかに以下の流れで進みます。

ステップ内容目安期間
1. アカウント確認求人票を出稿しているIndeedアカウントで企業ページ申請メニューを確認即日
2. 基本情報の入力法人名・院名・所在地・診療科目・従業員数などを登録1日〜数日
3. 写真・ロゴのアップロード外観・内観・スタッフ集合写真などを準備して登録数日
4. 審査提出入力内容を提出し、Indeed側の審査を待つ数日〜数週間
5. 公開・求人票との紐付け公開後、既存の求人票と法人名が連動しているか確認公開後すぐ

審査期間は院の状況や提出内容の完成度によって変動するため、余裕を持ったスケジュールで着手することが実務上のポイントです。求人媒体の運用体制を見直すタイミングで着手すると、既存の運用フローに無理なく組み込みやすくなります。求人媒体全体の使い分けについては医療機関の求人媒体運用でも整理しています。

動画掲載でできること|何を撮るか

企業ページには動画を掲載できる枠があり、院内の雰囲気や働き方を視覚的に伝える手段として活用できます。撮影内容の判断に迷う場合は、以下をチェックリストとして使うと整理しやすくなります。

  • 院長・スタッフが実際に働いている様子(演出過多にしない)
  • 受付から診察室・処方エリアまでの動線が分かるカット
  • 1日の勤務の流れを簡潔に紹介するナレーションまたはテロップ
  • 院内の清潔感・設備の新しさが伝わる映像
  • 患者対応シーンを含める場合は、個人が特定されない配慮

動画制作は外部業者に依頼する方法もありますが、スマートフォン撮影と簡易編集でも公開自体は可能です。まずは短尺で公開し、応募状況や視聴データを見ながら改善していく進め方が現実的です。

運用の優先順位|媒体選定との関係

企業ページはIndeed単体の施策ですが、採用活動全体で見ると、どの媒体に力を入れるかという優先順位づけの一部として位置づけるのが実務的です。ジョブメドレーやコメディカルドットコムなど医療特化媒体をメインに据え、Indeedはサブとして活用する院も多く、その場合でも企業ページの整備自体は応募者への印象を左右するため後回しにしない方がよいという判断がされやすい領域です。

無料枠の範囲でどこまで対応できるかを整理したい場合は、Indeed無料枠の使い方も参考になります。予算をかけずにまず企業ページと基本の求人票を整えてから、有料掲載や他媒体への展開を検討する順番が、多くの院にとって無理のない進め方です。

よくある質問

Q. Indeed企業ページの開設に費用はかかりますか。 A. 企業ページ自体の開設・編集は無料で行えるのが一般的です。ページ内で求人票を目立たせるスポンサー広告や有料掲載枠は別料金となるため、無料枠と有料枠の違いを事前に確認してから運用設計をすることをおすすめします。

Q. 動画がなくても企業ページは開設できますか。 A. 写真とテキストのみでも開設・公開は可能です。ただし動画を掲載している院とそうでない院とでは、求職者に伝わる情報量に差が出やすく、応募検討の材料としての厚みが変わってくる傾向があります。

Q. 求人票と企業ページ、どちらを先に整備すべきですか。 A. 応募を急ぐ場合は求人票の内容確認を優先し、並行して企業ページの申請を進めるのが実務的な進め方です。企業ページは審査に日数がかかるため、早めに申請だけでも着手しておくと機会損失を防ぎやすくなります。


Indeed企業ページの整備は、求人票の見え方を底上げする土台づくりです。自院の採用活動の現在地を客観的に把握したい場合は採用力診断を、求人票・企業ページ整備の実務チェックリストを手元で確認したい場合は資料ダウンロードをあわせてご活用ください。

集患・採用のお悩み、まずは30分の無料相談から 1分で無料マーケ体制診断 お問い合わせ